いわゆる認識の相対性 | いわゆる認識の相対性

いわゆる認識の相対性

例えば私が赤と言ったときに
君が思う赤は何色なんだろう
金赤、紅、深紅、茜、蘇芳、真朱、猩々緋(しょうじょうひ)
あぁ、HTMLのカラーコードで言った方が分かり易い?
一つ一つのモニターの色が違う以上
同じ色ではあり得ない
さらに網膜に映り、君の脳の中で理解される色は
私の脳の中で理解している色と同じなのだろうか

赤という色のイメージも様々
誰かにとっては勇気の色、誰かにとっては国旗の色、
誰かにとっては血液の色、誰かにとっては悲しい色

ありがとう、愛してる、ごめんなさい、好き、うれしい、悲しい、恥ずかしい、寂しい
君にとって、一つ一つがどのような意味を持つのだろう
どれぐらいか深さも測れない
意味すら同じだと言えるのだろうか